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否定しない [お父さんの子育て論]

それは違うだろ!

それはダメだろう!

自分の意見を押し付けたくなる事があります。

私が生きてきた人生という「道」の中で獲得した価値観だったり思想ですから、
自分が正しいと思う事、「ここは譲れない」と思う事は誰だってあるものです。

でも、相手の価値観を否定する事は、
その人の生きてきた人生そのものを否定するような事に
つながってしまうケースもあると思うのです。


息子の療育を通して、

哲学にふれ、

コーチングを学び、

どんぐり倶楽部に出会い、

自分の視界が上がった時は、嬉しくて他人に偉そうに意見をしていました。

学校の批判、先生に対する批判もやりました。


こんな宿題じゃダメだ、こんな宿題じゃダメだ、、と、、
いつも言ってましたもん、、(笑)。

「でも批判ばかりではダメだ」という事も学んでいきました。


最初に「共感」です。 これだと思います。

 

人が惹かれるのは共感だと思うのです。

「同じだね」「一緒だね」「僕もそう思った」、、。

こういう言葉に人は安心感を育むと思うのです。
安心感や信頼感は、そういう所に芽生えると思うのです。


僕のホームページを読んで反応してくださる方は、
みんな子育てで似たような悩みを持っていて、
「わかる、わかる、その気持ち」と共感してもらえる部分があると思うのです。

批判だけではダメなのですね。 まず最初に共感です。


僕はなるべく共通点を探したいと考えるようになりました。
恋人になりたての頃は、共通点を探すものです。

破局する時は、あの人とは、ここが合わない、
あそこが合わないと、相違点ばかりを指摘するものなんです。


今の僕が意識しているのは、
意識して「相手を認める」という事です。 


「意見や思想の相違はありますが、そこをひっくるめて「私を認めてください」と、
こちらから何度も何度も頼んでも、認めてくださらないお人もいらっしゃいます。

そういう人は、自分の意見を押し付けるだけですね。

 

「相手を認める」のが良いと思うのです。


相手の生き方、その人の歩んできた「歴史」、その人の価値観があるのです。
ある人には、とても大切な価値観や思想だったりするのです。


共感 ⇒ 安心感・信頼感  

これができて初めて「ああ、、この人の言う事なら聞こうかな」という、
受信回路が相手の心に芽生えると思うのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

糸山先生の思考の臨界期 「「しつけ」+α」より
引用開始

子育てと教育で自分の子供には 命令形は使わない。

命令形は相手の存在・意志を 全否定する働きがあるからです。

「君は自分の意志に関係なく?する」 というのが命令形の働きです。

最も信頼する親に否定されては 子供の成長はありません。

by どんぐり倶楽部 糸山泰造先生    引用終わり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
糸山先生もこのように書いていますが、
子育てだけでなく、上司と部下の関係でも、、
友人知人の関係でも、師弟関係でも、、
否定から入る関係では、相手にこちらの話は伝わらないと私は考えています。


共感なんだと思います。 

否定、批判よりもずっと浸透性があり、人と人をつなげます。


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コメント 2

ram

今回も深いですネ~
そうなんです。。。初めは共感から・・・はい・結婚生活のことですが、最近は違いを見るようになってしまって・・
そうなんです・・そこから、、不満が充満し始めて、、
解りました、そうなんです、、初心に戻りラブラブだった私を捜し出すぞ!
by ram (2007-12-28 08:18) 

yoshi

ramさん、、共感できる人には安心感が増しますし、他人に感謝されることが人のエネルギーになっていくような気が私はいたします。 意識したい時は、共通点を探していけば良いと思います。 
by yoshi (2007-12-30 05:52) 

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