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長野に行って根石さんと会った [英語]

私のブログとホームページの文章が止まっておりました。

仕事が忙しくなっちゃったってのもあるのですが、
じつは、私が連載中の「学習障害」の話題で、
これから大活躍する「素読舎さん」の扱い方で迷っていたのです。

ちょっとね、、、1年半前、「小学生の低学年に英語はやらせたくない」という議論がきっかで、
気持ちが熱くなっちゃって、私は自分から素読舎を去りました。

自分の想いを認めてくださらないお師匠様のそばに自分の場所はないと考えたのです。
お師匠様であった根石氏を憎んだのでした。


ですが、、、、そこでこまったのです。

これから連載で「素読舎」を応援する予定だったのですが、
どうも書くエネルギーがわかないのです。

自分の中で「がっかりさせらた人」を応援はできません。

そんな日々を過ごしておりました。  


<< モリー先生との火曜日 >>

あることがキッカケで、
ミッチ・アルボム氏の「モリー先生との火曜日」を読み返しました。
もう、何度も何度も読み返している本です。
(実は、私の叔父はモリー先生とALSでした。) 

その本を読んでいた時、
「どっちかがくたばる前に、根石氏と仲直りしたい」と私は思ったのです。
その気持ちは、だんだんと膨らんでいきました。 

で、、、根石氏が昔書いた文章を、読み返してみたのです。

もう10年以上前に書かれた文章ですが、
その内容は色あせることなく、読む私をグイグイと惹きつけました。

やはり、、、これだけ書ける人から直接学べるのは今しかない。

自分の中でこだわりやわだかまりは正直ありました。

友人も批判の対象にされましたし、
私の中の「小学生には英語はやらせたくない」という論点も崩せてはおりません。

しかし、あの時のヒートアップした議論のことを御破算(ごわさん)にしても、
私は根石氏からまだまだ学びたいという気持ちが強くなったのです。

 

<< 長野に行ってまいりました >>

根石さんと顔を合わせて話をする必要が、
自分の中にあったのです。

非常識な男だと思われること覚悟で、
長野まで行き、「会ってお話がしたい」とお願いしました。


行って良かったです。

こんな面白いおっさんはなかなかいないな~と(失礼)思いましたね。  
すてきな家庭を築かれておりました。  温かいご家族のもてなしに私はリラックスできました。
家の温もりを見れば、根石氏がどういうお人か良くわかります。 

自分の中のわだかまりは、一瞬で氷解し、
私はやはり素読舎を応援していこうと、
自分の気持ちの起点を確認できたのでした。   

 

<< 大風呂敷 >>

根石さんが語学議論を展開している掲示板、
大風呂敷に、「また書きこみさせてください」とお願いにいきましたら、
なんとそこに、私のホームページからもリンクを貼らせてもらっている
「音作りへの道」の柴田先生が書き込みにきているじゃないですか!!

ぎょぎょっ!! え~~~~ビックリ ( ̄□ ̄;) 

私が根石さんのところへ長野へ行きたい、、、
会って話をしよう、、、そして、大風呂敷に書き込もうと決意したその日、
そこに、柴田先生も戻ってきていたのです。

これは嬉しいことです。

涙がじんわりとにじむほど嬉しいことでした。

僕が戻りたいと思った時、
柴田先生も大風呂敷に戻ってきました。


・・・・・・・ 
根石吉久さんの書き込み、、、

吉さん、お帰りなさい。
と言わせて下さい。
磁場帰りの人で私を吉さんほどに評価してくださった人はいません。
井伏鱒二の漢詩の訳だったように覚えていますが、「さよならだけが人生だ」と思った時期もありました。
帰っていただけたことで、ほっとしています。
・・・・・・・

 

また大風呂敷の語学論に参加できる、、、
こんな嬉しいことはありません。 

今の自分の気持ちを記録して公開しておきます !!  


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コメント 2

ram

本当に何事にも真面目に取り組まれる姿に
わが身・反省しきりです。

わたくし・・・現在、時間に押し流されております(^_^;)
願っても叶うことのない、身体が二つ欲しいとか、、
1日があと3時間あったらとか、、
何の意味のないような事をグズグズと言っては、周りを困らせています(^^ゞ
なんだか、yoshiさんの真面目さを改めて感じて、もっとしっかり現実を見ないとって、思いました。
毎回、うかがうたびに、何かを気付かせていただけますね。

大切な人を再確認されて、良かったですね。

by ram (2009-03-29 18:15) 

yoshi

ramさん、、、、本当にコメントがはやいんですね~。
とっても感謝しております。 
自分のブログにさえ立ち寄ることもしていなかったのに、、、

> 大切な人を再確認されて、良かったですね。

いやほんと、、そうなんです。
あれだけの文章を書ける人はそういないと思っているのです。
機会があれば、ramさんともぜひお会いしたいです。 
沢山のことにチャレンジしているramさんを尊敬しています。 
by yoshi (2009-03-30 21:36) 

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